御嶽に喰む テーマ
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02 集結

「ごめんなさいゲロ吐いていいですか」
「吐いても構わんが俺の質問に答えろ。その装置をどこで手に入れた」
「アキバのジャンク屋です。吐いていいですか」

エンジンが止まる。運転席でハンドルを握るやけに圧の強い女は数秒ほど固まった後、短い所作でドアロックを解除した。ご容赦に甘えて助手席から飛び出し、両膝に手を突いた姿勢で近場の茂みに一礼、会社の昼休憩で一気にかき込んだ山掛けそばを思い出しながら似たような流体を撒き散らす。午後の九時だった。

腹の下の不快感を一通り絞り出した後、例の運転手が一向に降車の意図を見せないのを不審に思いながら、しかしここでフラっと逃走しようものなら間違いなく軽トラを駆り追いかけてくるであろう現状況を鑑み、ついに観念しながら車内へ帰還する。助手席に座っただけで先ほどの荒っぽい運転がフラッシュバックしてきた。

「すみませんお待たせしました」
「いい判断だ」
「まだ走るんですか」
「これでラストランだ。安心しろ」

マニュアルのシフトレバーを掴むのを発車の合図だと見、ドア左上に付いたグリップを掴む。それと同時に先程まで視界に入らなかった宵闇が自身の目の中に飛び込んできた。八王子からここまでどれくらいの距離を走ったのだろうか。電灯の明かりすら入らない山道を白い軽トラが駆ける。











メインライン

君にはこれから私達の話をすることになる。 — AO

2022年6月19日~

喧噪序説

2022年、沖縄。超常最前線の在野に、今、俺は立っている。 — KI

俺たちは、波布だ。 — KI

世界観用語

蛇の手(青大将)the Serpents

敵性: 友好(従属)友好

評価:

青大将 — つまり我々はこの団体を波布と呼称しています。前述した通り蛇の手の空白地帯となっていた南西諸島に蛇の手が存在していること自体を大半の図書館の手たちは評価しているようですが、一方でカイは若すぎるという意見も存在しており、総括すれば長点や欠点を多く抱えた新興勢力だと思われているようです。

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文字数: 4950

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