テーマ/選択
ワンライン/神の生贄にされた姉を、死にたい神と妹が救い出す話
ログライン/秘密結社に属する諦めがちな妹が、秘密結社の神への生贄にされそうな姉を、生贄を捧げられる側であるはずの死にたい神から助けを借りて救う話。
コンセプト/正常を守る財団の学校(シチュエーション)の中、世界や正常の為に色々な物を諦めていた妹(主人公)は唯一これからも姉と生きていたい(目的)と願っていたが、姉が現状の正常を守る為に鵺の生贄に選ばれた(災難)。その姉を壊そうとする財団(敵対者)に対し、妹は正常と姉妹の未来の為に自死を望む鵺そのものとその協力者である蒐集院派が選択肢を提示した事から諦める事を辞め、財団と敵対する事になる鵺の自殺幇助(葛藤と対立)を決意する。
荒プロット/一人称視点想定
一幕/設定 姉に全部決めてもらってた姉が大好きな妹が
二幕/対立 姉に自分は消えるから忘れた方が良いと言われてとても悩み、嫌だから人に相談すると姉は生贄になる事が分かり
三幕/解決 選択肢を他人に幾つか提示され、その中から救う物を自分の意思で選ぶ話
設定原則/自分の為に自分で選択をしてこなかった人物が、自分の為に自分で選択する決意をする。
構造/人類の生贄制度に生贄すら含めた大多数が救いをもはや望んでない。それでも何もかも捨てる覚悟でエゴを選んだ少数派と主人公。
価値観
⓪価値=自分の為に自分で選択する事
①相反=選択をしない事。
②対極=他人の為に他人の選択を受け入れる事
③負荷=強制
主要な障害: 姉の同意 組織の構造 未来の喪失 非公式故の不安
主要な登場人物: 妹 姉 財団 教師 鵺
財団は世界の正常を維持する為に儀式を/現状維持
教師は蒐集院と鵺の為に妹に提案を/忠順
鵺は世界と子孫の未来の為に自殺を/信頼
妹は姉を救う為に構造に対する反逆を/自己本位
姉は妹と世界を守る為に構造の受容を/自己犠牲
質問①:妹(普通の人、自分で選択をしないが、多数を優先する優しさがあり、姉を独占したがる所があり、いざとなれば世界よりも自分を優先し、成績は優秀ではなく、クラスでは目立たない上、カリスマも無いが、やる時はやる)
質問②:姉と生きたい(欲求と目標)
質問③:愛してくれる人が居なくなる(動機と必要性)
質問④:未来を代償に全て払いながら、誰も大切な人が居なくなる(代償の大きさ)
質問⑤:嘘の求めても手に入らなくて悲しくなるだけだから姉すらも諦める から 本当の求めれば大切な物は傍に繋いでおけるのだから姉を取り戻す に行く
(内面的変化の軌跡)
姉は妹に本質を理解していたとしても辛い選択を強いて、社会は妹に無関心で、教師は妹を利用しようとしている。
心理欠陥 主体性の欠如
道徳欠陥 命令されれば何でもしてしまう
鵺-獪猾/
姉-斎宮/自分がいずれ次の鵺の躯体になる事を知っているが故、妹に自立や距離を置く事を促した。
教師-司/妹に一目置いてはいたが、話を持ちかけれると判断するにはまだだった。また、妹の大量の防衛システムもある。普段は普通に仕事してる。
偉くはあるがガチの人では無い進路主任が
マジのガチの財団のコア(人事総編成権持ち)である感じなのが分かったら楽しいよね
説得力
進路相談を始まりにする?
姉と同じ所に行きたがるが規則で無理か、あるいはどこでも言いとか言ってやんわり怒られるか
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(1)妹は自分で選べなくて諦めているし、姉は半分自暴自棄になっている
(2)何が一番やばくて楽しいのか決める
(3)選択しなければ悲しい事が起きるけど安定はしている事?
(4)妹にも感情はあり、その感情が明示になる可能性がある?
破 姉が財団日本支部の西日本区域収容統括サイトへインターンに行く事になった。妹は高三で呼び出されるなんて優秀だからかと妹は思ったし納得もした。ただ自分は呼ばれず姉だけが呼ばれた事に寂しさは覚えた。だがインターンが何日程度かは姉や教師に聞いても答えは無く、それ以上下手に聞くと記憶処理すら有り得る故、姉が普通に優秀な為にインターンに言ってるだけと思って妹はそれ以上は何も出来なかった。
だが、姉は待っても帰って来ない。妹は「自分すら殺せるようにはなってほしい」を思い出して怖くなったが、姉がいつ帰ってくるかを気にするなんて高校生らしくないと叱られたが、それを遠巻きに進路講師は見ていたのだ。
そして、妹は姉が次代の鵺である斎宮である事を知る。
未定のあやふや地帯
「斎宮の妹か」
「もし君が姉と同じ……つまり、最大多数の最大幸福なんて宣う子供だったら私は終わりだからね」
進路講師から理事六名、つまり財団の承認の元で妹の姉を鵺の生贄にする事が確定した事が伝えられる。
進路講師は鵺は蒐集院系機構の生きた核である事、本体の老化で死にかけて機構が壊れかけていゆ事、その延命として血縁の互換性を持つ姉妹のどちらかが生贄に選ばれた事。。また、生贄は鵺の一部となるが主は初代であるが故にこの世から消える事と変わらない。
この件は既に姉には伝わっており、姉は壊れた機械のスペアになる事に一切の不満なく同意した。理念もあり、断れば妹がその対象になる故に大切な家族を喪う事を恐れた。
妹には財団より2つの選択肢が提示される。一つは記憶処理で姉を完全に忘れる、2つ目は最初に言った姉の皮だけ被った機械を補佐する秘書となる事。
また、進路講師は姉は立場上の安寧から二つ目を望んでいる事を伝える。
それに対し、妹は自身の立場はどうでもいいと姉を救う方法を求める。
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その方法は姉と入れ替わり、過去に蒐集院の本部があふ旧平城京跡の深度七千尺にある現サイト8100へ侵入し、財団日本支部理事本室から鵺を外へ連れ出す事。
地下の奥の奥に姉と鵺が居て、鵺はとうに拒絶反応で思考回路も壊れかけた鵺は死にたがっている事。
だからこそ、蒐集院はこれからの未来の為に鵺の自殺幇助をする必要があると言う事。
妹に何故そんな事を知っているのかと言われ、本当の役職が財団日本支部理事会幕僚部の内部保安総局に所属する人事部門長である事を明かす。
進路講師は妹に対し君だけが鵺の血縁故に8100へ侵入可能性を持ち、理事や理事の代替パーツを守り縛る為にかけられたあらゆる機制がバックアップにもある故に唯一君が姉を救い鵺の自殺を手伝えると話す。
進路講師は必要な伝手を全て七号理事管轄下である内部保安総局で用意する事、しかしながら失敗すれば人事部長である自身と妹は全てを喪う選択となる事を伝え、最後の判断を妹に任せる。
その問に対し妹は姉が望んでいないだろうと少し迷うが、それでも自分のエゴを優先した選択で姉を生かす為に成り代わる契約をし、一世一代の博打を始める。
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